一般的に血糖値が正常値の70~110mg/dLを下回ると低血糖と診断されます。

低血糖症の症状は、大まかに分けて自律神経症状と中枢神経症状があります。

低血糖症の自律神経症状

自律神経症状は血糖値が急激に低下したときに起こりやすい症状です。

  • 極度の空腹感
  • 冷や汗
  • 震え
  • 不安
  • 動悸
  • 口唇の乾燥

これは低血糖時に分泌されるアドレナリン、グルカゴン、コルチゾール、成長ホルモンなどが原因です。

低血糖症の中枢神経症状

中枢神経症状は血糖値が緩やかに低下したときに起こりやすく、血圧が上昇するケースも多いです。

  • 意識の混乱
  • おかしな行動
  • 集中力の低下
  • 強烈な眠気
  • 発語困難
  • めまい・頭痛
  • けいれん

認知症の症状に似ているため、高齢者の場合は低血糖症の症状が出ても認知症と間違われやすいので注意が必要です。

本人に自覚症状がない場合もあります

本人が低血糖症の症状を自覚していない、若しくは血糖値と症状の因果関係に気づいていないケースも非常に多いです。
これは無自覚性低血糖と呼ばれていて、自覚がないので対策や予防がしにくく、重症なケースに繋がりやすいです。

糖尿病神経障害がある人が無自覚性低血糖起こすと、死に至ることもあるので注意が必要です。
周りの人が早めに気づいてあげるようにしましょう。

低血糖症の予防法

低血糖症の予防法として大切なのは何と言っても『食習慣』です。
砂糖や白米などの精製された糖質を極力避けて、栄養素をしっかりと摂る事が低血糖症を予防する基本の対処法です。

GI値が低い食べ物を摂る

食事の内容は、GI値が低い食べ物を選びます。
GI値が低い食べ物は、血糖値の急激な上昇が起こらないので、低血糖を起こしにくいです。

GI値が低い食べ物
  • 魚介類
  • 大豆製品
  • 野菜
  • 海藻
  • きのこ
  • 果物
  • ナッツなど

これらの食べ物はGI値が低く、かつ低血糖症の人に必要な栄養素が入っているので積極的に摂るようにして下さい。

反対に、カフェインは血糖値を上げる作用があり、血糖値が乱れやすくなるので過剰摂取は避けます。

 

私も以前は朝から晩まで、コーヒーを手放せないほどのコーヒー好きだったんですが、

コーヒーをルイボスティーやハーブティに変えてからはやっぱり調子が良いです。

ルピシアで色んなお茶を探すのも結構楽しいのでおすすめです。

 

またアルコールの過剰摂取も、体内の糖を大量に消費するので低血糖症を起こしやすいです。

仕事の付き合いなどで完全に断つのは難しいと思うので、お酒を飲むのは『外食の時だけ』とか、自分でルールを決めておくと摂取量を減らせます。

毎日晩酌する癖がついている人は、休肝日を設けるなどルールを決めて肝臓を休ませるようにしてくださいね。

 

【食事の改善=栄養バランス】が低血糖症の1番の予防策となります。

まずは低血糖症の場合に必要な栄養素を知ることから始めましょう。

>>低血糖症の人がとるべき栄養素でもっとも重要なモノとは?

低血糖症は予防が大切です

低血糖症を完全に予防する方法はありませんが、体質などの低血糖を起こしやすい条件を把握しておくことで、予防がしやすくなります。

薬を処方されている人は、薬の飲み合わせで低血糖症を起こすことがあるので、他の医療機関に受診するときは服用している薬剤名を医師に伝えるようにします。

また運動後も血糖値が下がりやすいので、運動をした後は糖分を多めに摂取して低血糖症を防ぐように心掛けましょう。

低血糖症が起きたときの対処法

低血糖症の症状が進行すると、最悪の場合、死に至ることもあります。
早急に適切な対処を行うことが大切です。

意識がある場合

精製された砂糖やブドウ糖など、吸収が早い糖を摂取します。
糖が多い清涼飲料水でもOKです。
糖を摂取後、15~20分ほどで症状が収まります。
15分ほど経っても症状が収まらない場合は、もう一度糖を摂取するようにします。

糖尿病治療の内服薬による低血糖症の場合は、糖が吸収されにくいため、糖を摂取しても回復しにくいことがあります。
糖尿病の薬を服用している人は、吸収が早いブドウ糖の摂取が効果的です。

低血糖症は突然症状が出ますが、常時ブドウ糖を携帯しておく事ですぐに対処することができます。

特に旅行などの外出時は計画通りに食事が取れない場合が多いので、糖分の携帯が必須になります。

意識がない場合

低血糖症で意識を失くしてしまう人は、周囲の人に低血糖症に陥ったときの対処をお願いしておくようにします。

【糖尿病患者用IDカード】を携帯しておくと、外出先で倒れても通りかかった人に対処してもらいやすいでしょう。

車の運転をするとき

低血糖症の人が1番注意が必要なのは、車の運転をする時です。

  1. 空腹時に運転はしないこと
  2. 1人で車に乗るのは避けること

そして万一に備えて、ジュースなど糖分を摂取できるものを車内に置いておきましょう。

運転中に気分が悪くなってしまったときは、慌てずに路肩など安全な場所に停車し、糖を摂取するようにします。

 

>>手軽に栄養が摂れるサプリメントの注意点とは?